活動レポート

活動レポート

干し柿づくりと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年11月03日

実施場所:

神戸市フルーツフラワーナーセリー 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

活動内容

ナーセリーのしぶ柿を収かくして、干し柿づくりをしました。ぼくは皮をむいた柿をひもにつるす役わりでした。そのあと明石川で調査をしました。40分間でオイカワの幼魚40匹、カマツカの幼魚2匹、タモロコ1匹、ドンコ1匹、ミナミヌマエビ500匹ぐらい、スジエビ6匹、テナガエビ1匹、ヒラテテナガエビ1匹、アメリカザリガニの幼体1匹、シオカラトンボの幼虫1匹、ガガンボの幼虫1匹がとれました。アメリカザリガニは学校で飼っているオオクチバスのエサに持って帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

今日収かくしたしぶ柿の2本は、3年前にナーセリーの柿どうしを受粉させて作った種をまいて、今年初めて実がなったものです。あま柿と渋柿の受粉だったけど、2本ともしぶ柿でした。同じ果実の種を植えたのに、1つの木は少し小さくて丸い実がなり、もう1つの木は大きくて細長い実がなりました。アクアリウムのオリジナルのしぶ柿の品種になるので、ぼくは細長い方に「遊園」と名前をつけて、もう1つの丸い方は「学園」という名前に決まりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

最初はミナミヌマエビだけしかとれなかったけど、あとから神戸市絶滅危惧種のヒラテテナガエビやドンコやタモロコなどがとれてよかったです。何回も台風がきて増水したので、川の流れが変化したり河原に生えていた草が土ごと流されて、じゃりだけになっているところがありました。

その他

報告担当 ST(小6)

玉一アクアリウムのみなさんへ、そしてSTさんへ
干し柿作りと明石川中流調査の様子を報告してくれてありがとうございます^^
オリジナルの柿の種類である「遊園」「学園」、しぶ柿だったのですね^^ あまい柿はもちろんとてもおいしいですが、冬の太陽と風をあびて栄養をいっぱい吸収した干し柿もとてもおいしいですよね。食べられる日が今から待ち遠しいですね^^
また、明石川の調査も寒い中がんばりましたね^^
今回とれた生き物の種類や数だけでなく、台風などによる環境の変化にも目を向けていて、すばらしいと思います。これからの調査でどんな風に増えたりへったりしているのかも報告してくれるとうれしいです。
だんだんと寒くなってきたので、川の調査後もあたたかくして体調をくずさないようにしてくださいね^^
みなさんからの次回の報告も、楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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