活動レポート

活動レポート

ゲンジボタル幼虫の成長経過 1

高岡市立中田中学校 科学部 (富山県)

活動日:

2017年09月09日

実施場所:

中田中学校 ホタル増殖場

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

ふ化後2か月がたちました。夏休み中は、地下水(約13℃)を流したので、真夏日でもバット内の水温は18℃以下でした。暑さで幼虫が死ぬことはなかったのですが、どうも成長が大変遅くなったようです。ベテランの方が育てておられる幼虫は1cm以上だったのですが、私たちの幼虫はまだすべて3mm以下でした。

参加者のようす

自分たちでは、成長の遅れに気がつきませんでした。画像2背景のマス目は一辺1mmです。体長が2mm程度であることがわかります。でも、元気に生きていたので良かったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

そろそろ猛暑日にはならないと思いますので、地下水を流すのをやめることにしました。(真夏日が予想されるときには、一時的に流す)バット内の水温は、ほぼ気温と同じになりました。

その他

水温が高くなり、切り刻んだカワニナの肉片では水が早く腐ることが予想されます。そこで、えさをカワニナの稚貝と同じ大きさのコモチカワツボ(外来種)にすることにしました。中田地区でも湧水帯のところにたくさんのコモチカワツボがみられます。

高岡市立中田中学校 科学部のみなさん、活動報告をありがとうございます。
なかなか興味深い内容ですね。
生き物を育てるためには、人間の感覚や基準で判断するのではなく、その生き物の立場で考える必要があります。今回、「ホタルの幼虫が生きていてよかった」と考えるのは、人間の立場での発言です。ゲンジボタルの幼虫が2カ月たって2mm程度というのは、ほとんど成長していないということです。
幼虫は1カ月以上もエサを食べなくても生きることができます。つまり、今回は「餌付けがうまくいかなかった」と言えます。ホタルの幼虫の飼育で一番大事なことは、「一齢幼虫の餌付け」なので、とても心配です。
みんなで相談して、今後の飼育をぜひ工夫してみてください。経過報告を期待して待っています。
エコまる
高岡市立中田中学校 科学部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名高岡市立中田中学校 科学部
  • 所在地富山県
  • クラブの種類学校のクラブ

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