活動レポート

活動レポート

「川に行こうよ♪」2日目

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年08月25日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

玉一アクアリムの夏のイベント「川に行こうよ♪」2日目です。昨日のしかけを引き上げると、クサガメ5匹、ゲンゴロウブナ2匹、モクズガニ1匹、それから水面から出たエサのところに、ノコギリクワガタのオスがいておどろきました。調査では、オイカワの幼魚400匹、ミナミメダカ30匹、タモロコ3匹、ミナミヌマエビ1000匹以上、アメリカザリガニ1匹コオイムシの幼虫1匹、シオカラトンボの幼虫3匹がとれました。そのあとナーセリーで大切に育てた明石川産のタコノアシの苗をグループに分かれて明石川の土手に植えました。少し雨がふってきて、もっと強くふってきたらあぶないので、途中だけど中止して、みんなで帰りました。ゲンゴロウブナ(国内外来種)は食用に、アメリカザリガニはオオクチバスのエサに駆除をして持って帰りました。

参加者のようす

参加者は、川とふれ合い、楽しそうに調査をしていたので、よかったと思いました。みんな、とれた魚をよく観察していました。タコノアシを大切そうに持ち、増えていくことを願って植えていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

調査では、いろいろな生物がとれました。アメリカザリガニもとれましたが、昔より、明石川に外来種がへっているということを信じて、1匹でも多く、駆除していきたいです。

その他

報告担当 KK(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
今回は前日のしかけの成果の確認ですね。オイカワの幼魚とミナミヌマエビがあっとうてきに多く、数を数えるのが大変でしたね。写真からも明石川の生き物の種類やバランスは豊かで、水生生物にとってよい環境と思えます。
また、調査結果から見ると、外来種も少なくて、日本の本来の様子をとどめているようです。一方、土手にタコノアシを移して植えたしたということですが、しめったところをこのむので、河川じきでもよかったのではないかと思います。絶滅危惧種にもなっていますが、多年草(たねんそう)なので根づいて増えていくといいですね。
みなさんの活動からは「明石川愛」を強く感じます★これからもできることを考えて活動していってください。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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