活動レポート

活動レポート

生ゴミからエネルギーを作ろう!

品川区立山中小学校おやこエコクラブ (東京都)

活動日:

2017年06月24日

実施場所:

品川区立山中小学校

参加メンバー&サポーター数:

38人

活動の分野:

  • ごみ・リサイクル ごみ・リサイクル
  • 生活・省エネ 生活・省エネ

SDGs:

活動内容

東北大学大学院農学研究科多田千佳准教授をお招きし、生ゴミを使ってバイオガスを生成する実験を行いました。牛の胃の中で微生物の働きでバイオガスが発生するしくみを学び、実際に生ゴミを使って牛の胃の中と同様の環境で生成させるよう、子どもたちが考えながら実験を進めました。すでに別に生成されたバイオガスを実際に点火し、お湯を沸かしてみんなでお茶で乾杯しました♪

参加者のようす

 牛の胃の中での微生物の働きによる消化のしくみを注意深く聞き、どのようにすればメタンガスが生成できる環境になるかを考え、准教授からの質問にも積極的に答えていました。また、実験では様々な学年の子どもたちが力を合わせて分担して、生ゴミの粉砕、ビタミン液・種菌の調合をしていました。慣れていない低学年の児童を上の学年の児童が教えながら実験を進めていました。
 実験のあとに多田准教授の鳴子温泉でのカフェでの事業などの活動をメディアで特集された映像を視聴し、東日本大震災以降のエネルギー供給の変化とともに生活スタイルも含めリサイクルの大切さを真剣に学んでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

普段は廃棄される「生ゴミ」がエネルギーを生み出す元になること、微生物の働きが大きく関わっていることを学ぶことができました。みんなが実験で作った「エネルギーの素」から収集されたバイオガスが7月に東北・石巻で活躍するのが楽しみです。

その他

バイオガスを使って2020東京オリンピック・パラリンピックの聖火を燃やそうという取り組みに多田准教授が力を注がれています。このような環境・リサイクルの活動を通して、東北の復興とともに、みんなの明るい未来を灯す火につながっていくことを祈っています。

山中小学校おやこエコクラブのみなさんへ
次世代エネルギーとして注目を浴びている「バイオマスエネルギー」の実験ですね。今回はその中の「バイオガス」を牛の生物的働きの中で理解を深めたようですね。思わず興味をひいてしまうすばらしい実験方法です。
バイオマスは、地域それぞれに存在する潜在的な資源を活用して、独自のエネルギーをつくりだそうという取り組みです。全国各地のバイオマスの取り組みをみてみると、地域の特徴も見えてくるので、いろいろな地域の資源やエネルギーも調べてみましょう!
またの報告、楽しみに待ってます^^
エコまる
品川区立山中小学校おやこエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名品川区立山中小学校おやこエコクラブ
  • 所在地東京都
  • クラブの種類学校全校

クラブ写真

都会の小学校の屋上や校庭・花壇を利用した緑化や、地域の公園など身近な自然と触れながら、育てた野菜を食べる食育を通して、自然の大切さを親子で学ぶ活動を行っています。また、東京都日の出町の一般財団法人「みんなの森」との連携を通して森林保全活動とも触れ合うイベントを企画しています。

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