活動レポート

活動レポート

神戸市と協働でアカミミガメの防除 3日目

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年06月04日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

13人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

自然環境共生課の鈴木さんが来てくれたので、しかけを引き上げました。5つのしかけには、合わせて、アカミミガメ2匹、モクズガニ5匹、アメリカザリガニ17匹が入っていました。今日しかけでとれたアカミミガメ2匹と、きのうとれたアカミミガメ16匹は鈴木さんにわたして、きのうとれたクサガメ9匹は、もとの用水路にリリースしました。そのあとウェーダーをはいて用水路の中に入って調査をしました。ミナミメダカの成魚8匹、ヌマムツの幼魚4匹、オイカワの成魚1匹、アカミミガメの幼体2匹、アメリカザリガニ82匹、マツカサガイ4匹、ドブガイ1匹、タイワンシジミ20匹がとれました。

参加者のようす

調査でとれたアカミミガメ2匹と、しかけと調査でとれたアメリカザリガニ99匹は、駆除のために持って帰りました。この用水路はヘドロが多いので、食べずに学校でかっているオオクチバスのエサや、しかけのエサやナーセリーの畑の肥料に命をむだにしないように使います。ぼくたちは調査をがんばり、女子やサポーターたちは用水路の中や、まわりに落ちているペットボトルやビニールぶくろなどのごみ拾いをがんばっていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

用水路は、よごれているように見えるけれど、たくさんの生物がいて、おどろきました。ドブガイやメダカは、とても大きかったです。用水路の中に、どんなプランクトンがたくさんいるのか、けんび鏡で「観察しよう」と思いました。

その他

報告担当 KK(小5)

(防除2のレポートからのつづき)
みんながいつも調査活動をしているこの明石川支川用水路はこれからどうなるのでしょうね。この用水路の川底はコンクリートで固められているのでしょうか?これからの環境が気になるところですね。
ところで、プランクトンのけんび鏡観察などもよく気がつきました。ヘドロのくわしい観察とみんなが考えたこともとてもおもしろいです。こじん的に、多少のヘドロも川の環境を守るには必要なのではないかなと思うけれど、これはあたっているでしょうか^^ みんなも考えてみてください。
生き物調査だけでなく、プラスチックごみなどのそうじをしたのもいいですね!川を守るために、いろんな活動にチャレンジしていってください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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