活動レポート

活動レポート

明石川上流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年05月28日

実施場所:

神戸市 明石川上流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川上流で調査をしました。45分間でコイの幼魚20匹、オオクチバスの幼魚6匹、オイカワの幼魚4匹、ミナミメダカ2匹、ドジョウ2匹、ドンコ1匹、ゴクラクハゼ1匹、ミナミヌマエビ200匹、アメリカザリガニ3匹、スジエビ1匹、ハグロトンボの幼虫14匹、コオイムシの成虫1匹、ヒメガムシの成虫1匹がとれました。オオクチバスとアメリカザリガニは駆除をして食用やエサ用に持って帰り、ほかはリリースしました。ゴクラクハゼは、いつも下流でとれるのと比べて、成魚なのに小さくてヨシノボリみたいな感じで、環境が変わると同じゴクラクハゼでも、すがたや形が少し変わるのだろうと思いました。

参加者のようす

上流の調査場所についた時に、もう他の家族が川遊びをしていたので、ぼくたちは、あいさつをしてじゃまにならないように調査をしました。調査をしていると小さな子がよってきて、すぐになかよくなりました。調査でとったコイの幼魚やオイカワの幼魚に、さわりたいみたいだったので、あげるととてもよろこんでいました。上流でオオクチバスの幼魚が6匹もとれました。いつも中流で、ずっと駆除をして数が少なくなっても、いなくならないのは、中流よりもたくさんのオオクチバスがいて、雨で増水した時に流されてくるのも原因だと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ぼくは、下流にいるゴクラクハゼが上流にいた事にびっくりしました。たくさんの生物がいたことは、とてもうれしかったけど、外来種のオオクチバスやザリガニもたくさんいたことは残念でした。この場所は、また調査をして、生き物
を観察し、外来種は駆除したいと思いました。野生のタコノアシがあったので、うれしくびっくりしました。

その他

報告担当 KK(小5)

玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
明石川の調査報告は、何度か読ませてもらっていましたが、上流のようすを今回はよく見ることができました。
たくさんの生きものが記録された調査結果でもわかるように、けっこう豊かな自然があるなと感じることができる写真ですね。速い流れの場所もあれば、よどみもありそうですし、たくさんの植物がはえています。さまざまな環境があるからこそ、多くの生きものが生息(せいそく)できるのですね。これらの自然は、長い年月がかかってきずき上げたものです。これらの自然をどう残したらよいか、考えるのはむずかしいかもしれませんが、いろいろな取り組みをこれからも続けていってほしいと思いました。
外来種のしんにゅうのこともその一つです。川全体ことを考えながら、活動をすすめていってください。
川遊びしていた家族にも出会いましたね。みんな、こんなことができる環境がずっと残ることをのぞんでいますよ。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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