活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年01月21日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

調査では1時間で、オイカワの幼魚90匹、カマツカの幼魚44匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚2匹、ブルーギルの幼魚1匹、ミナミヌマエビ30匹、ガガンボの幼虫3匹、ハグロトンボの幼虫2匹、イトトンボの幼虫1匹がとれました。調査をしている時に、飛んでいるキジを見ました。ブルーギルは駆除をして食べるためにもってかえり、チュウガタスジシマドジョウは学校の明石川水そうに入れるためにもってかえりました。学校でみんなに見てもらって、成魚になったら、また明石川にリリースします。

参加者のようす

6年生のメンバーが、外来種のオランダガラシを駆除していました。それから魚道の水の流れがほとんどない水路に、アカウキクサ(アゾラ)のなかまが赤いじゅうたんのように、びっしりと生えていて、びっくりしました。水が深い場所なのに、ぼくは最初、草が生えた地面のように見えて、あるけると思ったので、おどろきました。このアカウキクサは在来種と外来種があって、神戸市自然環境共生課の大嶋さんに聞くと「外来種と思ってまちがいない。」と教えてくれました。

感想・気づいたこと・考えたこと

カマツカがものすごくたくさんとれてチュウガタスジシマドジョウも2匹とれました。ぼくも神戸市絶滅危惧種Bランクのチュウガタスジシマドジョウがとれたのでうれしかったです。今度はもっとたくさんとりたいです。

その他

報告担当 TS(小4)

玉一アクアリウムさん、こんにちは。
みなさんの調査はもうすっかり「ベテラン」のレベルになってますね!すばらしいです。
報告では短かい時間でじつにたくさんの魚や水生生物をつかまえているようで、びっくりです。
生き物のほかアカウキクサのせいたいも調べたのですね。これは「も」の一種で、水辺が、栄養があまりなかったじょうたいから、どんどん栄養が増えていくじょうたいになっていくのと関係があるかと思います。どのような条件だとアカウキクサがたくさんはえるのでしょう。
せっかくだから、水そうで試験的に増やしてみたりして、いろいろ実験してみてもおもしろいかもしれないですね。いい研究ができるかもしれません。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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