活動レポート

活動レポート

冬のプールをのぞいてみよう!

エコエコ楽しみ隊 (東京都)

活動日:

2016年12月14日

実施場所:

こどもスキップ西巣鴨放課後子ども教室

参加メンバー&サポーター数:

20人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

9月の活動で学校のプールへワラを浮かべました。6日後にギンヤンマ3匹が水面付近を飛び回っているのを目撃!!
そこで、冬のプールの中がどのようになっているか?どんな生きものがいるのか?を調べてみました。
長い網でプールの底をさらい、落ち葉を手でよけて生きもの探し。すると5ミリ~2センチくらいの「ギンヤンマのヤゴ」がたくさんいました。他には「ハイイロゲンゴロウ」「アカムシ」「コマツモムシ」を発見!!
生きものを部屋に連れ帰り、虫メガネでよ~く観察したあと、感想文と絵をかきました。

参加者のようす

はじめは落ち葉をさわるのに少し抵抗がある子もいましたが、生きものをみつけると、そんなことはすっかり忘れて、夢中になって探していました。
虫メガネで大きく見える生きものを観察するのも初めての経験で、楽しかったようです。

感想・気づいたこと・考えたこと

感想文より
○ヤゴが黒とうすいきみどり色のしましまになっていて、5ミリくらいで小さかった。
○コマツモムシをつかまえてたのしかった。
○かわいいとおもったけど、ちょっとこわかった。
○はじめてかんさつしてよかった。
○ヤゴがまだちいさかった。
○ギンヤンマのからだが細いと思った。
○小さいヤゴから大きなトンボになるのだとびっくりした。

その他

冷たい水の中にも、たくさんの生きものが生きていることがわかりました。
来年の6月にはきっと「ヤゴ救出作戦」の授業があるかと思います。ギンヤンマのヤゴがどれくらい大きくなっているか?生きものの種類に変化はあるか?子どもたちはもとより、生きもの好きの大人にとっても待ち遠しいです。

エコエコ楽しみ隊のみなさん、報告をありがとう。
多くの学校で6月頃に「ヤゴ救出作戦」を行っていますが、今の時期、プールで冬を越す昆虫を観察した人は、ほとんどいないと思います。貴重な体験ができましたね^^
町の中には田んぼのようなひらけた水面が少ないので、トンボの幼虫のヤゴにとってプールは貴重な生息地です。水の中にワラなどを入れておくと、トンボの親が卵を産みやすくなります。ワラを入れてすぐギンヤンマを観察できたのも、そのおかげですね★
さて、寒い時期でしたが、プールにはいろいろな生きものがいることが観察してわかりました。冬は虫が消えてしまうのではなく、必死で冬を越していることを感じることができたと思います。初夏に行う「ヤゴ救出作戦」の意味が、みんなの心にきざまれたはずです。
都心でも、工夫をするといろいろな生きものの姿を観察することができます。これからも活動して生きものを見る目を養ってくださいね。
次の報告もまっています。
エコまる
エコエコ楽しみ隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名エコエコ楽しみ隊
  • 所在地東京都
  • クラブの種類その他

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「ごみ・3R」「生き物観察」「地球温暖化(気候変動)」「SDGs」などのテーマを絵本や紙芝居で予習したあと、リサイクル工作やゲームをしながら楽しく活動しています。

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