活動レポート

活動レポート

芦田川お魚調査

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2016年11月13日

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今回は、中学3年のKが担当します。土曜日の午後13:40~15:30、定点調査を続けている芦田川の久松床止でタモ網採集調査を行いました。最初は、顧問の先生から「今日は捕れないだろう」と聞かされていたので、あまり捕れないと思っていましたが、想像以上に捕れてびっくり。ぼくはカワヒガイ、オイカワ、ゴクラクハゼを計15匹ほど捕ることができましたが、生徒4人分を合計したら100匹ほどになりました。

参加者のようす

バス釣りの好きなU先輩は、S中学部長から「ブラックバスがいましたよ」と聞き、とてもはりきっていました。顧問のM先生は大型のカマツカを捕り「またまたビギナーズラック」と喜んでいました。毎回、最大の個体や最も希少な種を捕るのです。Sa中学部長は特定外来種のブルーギルを捕ってしまい、「処分しなくちゃいけんわあ」と困っていました。Si高校部長は、独り別の場所で採集をしていたので、様子は不明でしたが、採集数は最多でした。ぼくは、採集時点では最大だったカワヒガイを捕って嬉しくしていたのも束の間、M先生が大きなカマツカを捕り、悔しい思いをしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

採集途中で上流から死にかけたオイカワが流れてきて、良く見るとお腹から渦を巻いた黒い長いものが出ています。腸でした。だれかが、踏みつけた個体だったんでしょう。調査ではよくあるらしいのですが、まだ動いているその姿はとても痛ましく、今後の調査では気をつけなければいけないと痛感しました。

その他

顧問のF先生によると、ここは以前はシマヒレヨシノボリがたくさんいて、ゴクラクハゼはまったくいなかったそうですが、今はゴクラクハゼの方が多く魚種交代が起こっているそうです。言われてみれば、明らかにゴクラクハゼの個体数の方が圧倒的でした。身近な川でも魚たちは激しい競争をくりひろげていて、増えたり、減ったりを繰り返しているようです。

盈進中学高等学校 環境科学研究部のみなさんへ
今回は芦田川の河川生態調査お疲れ様でした。元気なメンバーが集まりましたね。とても楽しそうに採取活動をしつつ、丁寧に調査・記録ができていて、とても良い部だなと思いました。和気あいあいな雰囲気が、みんなが楽しく続けられるいいところなのでしょうね^^
調査結果で魚種交代が起こっているとのことですが、興味深いですね。とても大切なことだと思いますから、これからも継続的に、いろいろな視点から調査・分析して、ぜひ成果を発表してほしいと思います。楽しみに待っています!
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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