活動レポート

活動レポート

明石川河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年10月15日

実施場所:

神戸市 明石川河口

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

やく2時間で、マハゼの成魚21匹とチチブの成魚18匹、スズキの幼魚1匹、ベンケイガニのなかま2匹、モクズガニ1匹がつれました。気温は25度、pH6.8 総アルカリ度20㎎/ℓ 総硬度50㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0.15㎎/ℓ 硝酸性窒素2㎎/ℓでした。

参加者のようす

河口についたとき、ちょうど干潮だったので、あさくて投げづりをしたけど、ぜんぜんつれませんでした。そこで岩と岩の間にエサのアオイソメをいれるあなづりにかえると、大きなマハゼやチチブが、みんなたくさんつれました。海がすぐ近くで、中流では見られない魚が見られてうれしかったです。ケースに入れて、チチブのオスとメスのちがいを観察しました。スズキとカニはリリースして、チチブのペア2匹はメンバーが飼うためにもってかえり、のこりのマハゼとチチブはてんぷらにして、おいしくいただきました。アラの頭は、しかけのカゴのエサにつかいます。

感想・気づいたこと・考えたこと

マハゼは、キモと身は天ぷらにして、中骨は骨せんべいにしました。チチブは、まるごとてんぷらにしました。おいしかったです。はじめは投げづりをしていたけど、ぜんぜんつれなかったので、あなづりをしたらよそう以上にとてもいっぱいつれたので、とてもうれしかったです。

その他

ほうこくたんとう KN(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
いろいろな川の調査を、魚つりを中心に楽しく調べているようすがよくつたわってきます。
みなさんの調査から、同じ川でも上流と河口としりゅう、また、川によって、護岸(ごがん:水害を防ぐため、川岸や海岸に作られたていぼう)の作り方や環境もちがうことや、生そくする魚の種類のちがいと水質のこともよくわかります。
つり体験をとおして、命の学習をしていることも、生態系(せいたいけい)のありようを五感(見る、さわる、におい、きく、味わう)で学習していることは、すばらしいエコ活動だと思います。
また、みなさんの感想には、実感がタップリ入っていますし、どの川の活動でも、かならず、水質調査をしていることにも感心しています。
明石川の河口と中流では、pHの差が大きい理由が知りたくなりました。みなさんはどう思いますか?
ところで、川から持ち帰って飼っている魚たちは、元気ですか。魚たちの観察ノートなども報告してくださいね。これからの楽しい活動が続けられるように、がんばってください。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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