活動レポート

活動レポート

住吉川下流~河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年10月10日

実施場所:

神戸市 住吉川下流~河口

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

東灘区の住吉川下流~河口で調査をしました。アユの成魚のむれがたくさんいました。河口のタモあみ調査では40分で、チチブ16匹、マハゼ9匹、ヒメハゼ6匹、ミミズハゼ5匹、スミウキゴリ2匹、ニホンウナギ1匹、コトヒキ1匹、イシマキガイ5匹がとれました。その後、下流の釣り調査では30分で、チチブ6匹、マハゼ1匹、ゴクラクハゼ1匹、オオクチバス1匹、モクズガニ2匹が釣れました。ミミズハゼ2匹は学校の水そうで飼うためにもってかえり、オオクチバスも駆除をしてもってかえりました。ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

住吉川の気温は23度、下流の水質はph6.4 総アルカリ度20㎎/ℓ 総硬度50㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0㎎/ℓ 硝酸性窒素0.5でした。河口のタモあみ調査のときに、近くにいた女の子が、あみで魚をつかまえて、「この魚は何ですか?」と聞いてきたので見せてもらうと、とても大きなアユだったので、メンバーたちはみんなびっくりしました。そして写真をとらせてもらいました。住吉川は、とてもきれいな川で水もきれいだし、川にごみもありませんでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

気づいたことは、水の中はとてもきれいで、アユがたくさんいました。石の下をさぐると、ちいさなニホンウナギがいました。約10㎝の1年生のニホンウナギでした。とれてよかったです。ミミズハゼは学校の水そうでげんきにそだってます。つりでも、チチブが1ぴきつれました。魚がたくさんいて、たのしかったです。

その他

ほうこくたんとう KM(小4)

玉一アクアリウムのみなさん こんにちは。
これまでの報告で、みなさんがふだん活動している明石川や支流(しりゅう)の伊川などでは、外らいしゅのくじょやせいそうで、もともといた種(在来種:ざいらいしゅ)の魚がふえ、住民にとってもみりょくのある川になっていることがわかったのですが、今回の報告で市内の他の河川でも水がきれいで河口のタモあみの調査でたくさんのしゅるいの在来種(ざいらいしゅ)がたくさんとれたことにおどろきました。
それも住吉川は市の中心地を流れている川なのにアユの成魚のむれがたくさん見られるというのは本当にびっくりですね。
前にも書きましたが、五十年以上前の東京・八王子のまわりにすむの子どもたちの夏の遊び場は川でした。近くの川が遊び場だったということは全国的にも当てはまると思います。
げんだいではほとんど見られなくなっていますが、川をフィールドとした活動をよみがえらせることはとても大切です。
神戸市の川をいかしたみなさんの活動は、全国のお手本にもなりますね。これからも続けて活動していってください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

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