活動レポート

活動レポート

河川水質ワースト1の芦田川下流にプラナリア現る!

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2016年08月10日

実施場所:

芦田川下流

参加メンバー&サポーター数:

11人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

8月10日、国土交通省の技官の方に指導を受けながらの芦田川水生生物調査を今年もやらせていただきました。場所は芦田川下流の山手橋下付近。方形ネットを使ったり、川底の石をバケツにとってブラシで水生昆虫を落としたりして、どんな生きものがいるか調べた結果、コガタシマトビケラが52個体で最も多く、次はヒゲナガカワトビケラが48個体の計12種を確認できました。芦田川は中国地方の一級河川でワースト1の水質なのですが、下流域のここは『ややきれいな水』という判定になりました。ビックリしたのは『きれいな水』を示すプラナリア(ナミウズムシ)2個体をここで初めて確認できたことです。

参加者のようす

例年なら胴長をはいてやるのですが、猛暑のため今回は短パンで実施。ところが予想以上に水位が高く、水の流れも強かったため、みんな腰まで水浸しになってしまいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

図鑑やTVで再生能力がすごいプラナリアという生きもののことは知ってはいましたが、実物は本当に小さかったです。つい見逃してしまいそうになりますが、顧問の先生が見つけました。小さな2つの目がかわいかったです。
予想外に水質や川底の状態が良かったのですが、これは梅雨時に何度もあった豪雨で、洪水となり堆積していた泥が流し去られたためではないかと考えました。川の環境のためには、洪水も重要のようです。

その他

オイカワ・ヌマムツ・カワヒガイ・カネヒラ・ヤリタナゴ・カマツカ・ギギ・ウキゴリ・ヨシノボリ類・ゴクラクハゼと10種もの魚が群れ泳いでいたので、水生生物調査が終わって魚捕りにチャレンジしましたが、完敗でした。捕れたのはヨシノボリ類のみ、魚を追い込む草むらがないため、タモ網で捕るのは無理でした。

盈進中学高等学校 環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
結構、多くの水生生物が採集できましたね。調査方法がしっかりしていれば、種類と採集個体数から、その川の性質を類推できます。多様度指数などは簡単に求めることができますから、ぜひ求めてみてください。芦田川とほかの水域を比べられれば、これからの活動に幅も出てくることでしょう。
プラナリアも見つかったのですね。在来のプラナリアは、きれいな水に住む指標種です。あまりきれいでないといわれる芦田川で、プラナリアが発見されるとは驚きです。水生昆虫などが多数採集されているので、プラナリアも生息できるのかもしれませんね。ただ、最近では汚濁のある水にも生息できる外来のプラナリア(アメリカナミウズムシ、アメリカツノウズムシ、トウナンアジアウズムシ)も増えてきたようです。私は、残念ながらプラナリアを同定できません。この種に関しては、専門家の意見を聞くことをお勧めします(顧問の先生がこの分野に詳しいといいですね!)。
身近な生きものの調査ですが、いろいろな発見がありますね。それが、生物調査の醍醐味です。これからもぜひ、調査を続けてください。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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