活動レポート

活動レポート

オニヤンマの羽化

岡山ハッケンジャー (岡山県)

活動日:

2016年06月19日

参加メンバー&サポーター数:

17人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

キャンプしながら散策していると、羽化直後のオニヤンマが植物にぶら下がって翅を乾かしている様子を、観察することができた。

※すぐ横にオニヤンマのヤゴがぶら下がっていたこと。少しやわらかそうな翅の様子から、羽化直後と考えた。

オニヤンマのヤゴの特徴は、①飛び出した複眼、②糸状の触覚、③ややハの字に開いたウイングパット、④サイズ です。

参加者のようす

翅を乾かしている時に雨が降っていて、ちゃんと翅が乾くかちょっと心配だった。近づくとオニヤンマが慌てて動こうとした。翅の乾燥中に動いて柔らかい翅の形がくずれると、飛べなくなってしまうといけない!すこし離れて観察しようと話し見守った。

感想・気づいたこと・考えたこと

近くを探すと、近くに別のオニヤンマの羽化殻が見つかった。このあたりはオニヤンマの産地のようだ。
過去にも、オニヤンマのヤゴや羽化殻は、湧水が出るような清流で見つかっている。底には砂がある。また「産卵」もそのような場所で観察している。

その他

今回の場所でも、裏の樹林から澄んだ湧水が流れ込んでいた。底は砂利だった。オニヤンマは幼虫期間が4年ほどあるので、長期間にわたり、生活に適した環境が維持されているのだろう。

岡山ハッケンジャーのみなさん、報告ありがとう。
岡山ハッケンジャーのみなさんは、毎回ステキな報告をしてくれますね★
今回のオニヤンマの羽化も、なかなかお目にかかれないシーンですね。羽化を発見した時間は何時だったのでしょうか?普通、羽化は早朝に見られますが、いろいろな条件が重なって、明るくなってからも見ることができたのでしょう。
「翅の乾燥中だから、形がくずれないように離れて観察した」と、オニヤンマのことを考えながら観察できたこと、素晴らしいと思いました。この気持ちは、自然観察者にとって、とても大切なことですね。
オニヤンマがどのような場所に生息しているかについても、“気づいたこと”で、きちんと報告してくれました。オニヤンマは、回転する物に反応する性質があります。それを利用して、ちょっと実験するのもおもしろいですよ。
自然を、“集める”“観察する”“比べる”といった視点でみると、また新しい発見があります。次回のみなさんからの報告では、どんな生きものが登場するか楽しみにしています^^
エコまる
岡山ハッケンジャーのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

615 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名岡山ハッケンジャー
  • 所在地岡山県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧