活動レポート

活動レポート

タンポポ調査

ホタルと共に暮らし隊 (徳島県)

活動日:

2016年04月25日

実施場所:

学校の近郊

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

ホタル隊は、池田中学校から10㎞~20kmの範囲のタンポポ調査をしました。タンポポ調査とは、タンポポを利用して身の回りの環境の健康診断をすることです。タンポポには、大きく分けて外来種と在来種の2種類に分けることができるます
 外来種には、セイヨウタンポポとアカミタンポポの2つがあり、この2つの特徴は、総苞外片(そうほうがいへん)が反り返ることです。在来種には、カンサイタンポポやトウカイタンポポ、センタカタンポポがあり、これらは、総苞外片が反り返りません。他にも、在来種で花の色が白色のシロバナタンポポとキビシロタンポポがあります。
 タンポポ調査の目的は、外来種のタンポポが咲いていればその土地が掘り起こされたり違う地域の土を持ってきたりして人の手が加わり生態系を乱してないかを知るためにしていました。(3年橋本)

参加者のようす

タンポポに興味を示し、自分の家の近くでもタンポポを見つけては分類していました。タンポポという小さな植物が自然の診断役をしてくれていることに皆で感心しました。(サポーター)

感想・気づいたこと・考えたこと

今回、タンポポ調査をして10km~20kmの範囲では1番多かったのは、セイヨウタンポポでした。しかし、在来種の中でカンサイタンポポもありました。カンサイタンポポが咲いていた場所は、土が掘り起こされたり土が移動されることがなかった所です。小さなタンポポや花弁の色が白いタンポポなどから土のことや種類がわかるので驚きでした。(3年橋本)

ホタルと共に暮らし隊のみなさんへ
今回はタンポポ調査による環境健康診断を行ったのですね。在来種と外来種のタンポポの見分け方はよく知られるようになりましたが、さらに在来種の中での分類まで調査しているのはすばらしいですね★
在来種のタンポポでも外来種と共存している種があり、自然を理解するのにとても大切な視点になります。
また環境影響について、みなさんが地域の土壌の撹拌(土が掘り起こされたり土が移動されること)など、人の手の入り方まで目を向けたことは、これからの自然の保全と人の営みのあり方について、大きな発見ができたことだと思います。とても良いですね!
ぜひ発表の機会をつくって情報発信してみてください。
エコまる
ホタルと共に暮らし隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名ホタルと共に暮らし隊
  • 所在地徳島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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