活動レポート

活動レポート

オガワエコノス見学② ゴミのゆくえ

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2015年11月18日

実施場所:

広島県府中市産廃処理工場

参加メンバー&サポーター数:

16人

活動の分野:

  • ごみ・リサイクル ごみ・リサイクル
  • 生活・省エネ 生活・省エネ
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

 今度は、金属・ガラス・生ゴミなどを処理する工場を見学させていただきました。金属を種類ごとに分別するだけでなく、ガラスびんなども色別に分別していました。また、生ゴミは微生物の力で分解させ、有機肥料として再生させていました。なんとゴミとして出されるすべてのうち95%は再び利用できる有価物できるそうです。残りの5%は埋め立てるそうです。
 その後パソコンの解体と部品の分別体験。そしてこの仕事のやりがいなど、お話を聞かせていただきました。

参加者のようす

 工場に「見学の方が来られています。よろしくお願いします。」というアナウンスが流れていました。作業をしているすべての方々が、気持ちのいい挨拶をしてくださいます。あらゆるゴミが、整然と分けられています。生ゴミも段階を追って肥料になることがよく分かります。手を突っ込むととても温かく、腐った臭いもありません。驚きばかりでした。
 パソコンの解体も一人1台以上準備して下さっていて、夢中になって分解していました。どの部品をどこに分別するのかも分かるようになりテキパキ活動していました。

感想・気づいたこと・考えたこと

1.ゴミの殆どは再び利用できる価値あるものだ、と分かり感動しました。
2.工場見学をきっかけに、この会社へ就職した方のお話もすてきでした。
3.パソコンの中身は基本的によく似ていて、解体すれば再利用できることも分かりました。
4.何より「感謝の心」や「底辺に優しさ」が流れている会社の見学は、子どもたちの心へしっかり届くこと、そして帰りのバスでの目の色がすっかり変わっていたことに感動しました。

その他

 仙台工場でのお話も聞かせていただきました。震災時、幸いなことに工場は大きな被害はなく、電気が普及するとともにフル稼動させていったそうです。みんな夢中で作業をしたそうです。昼はがれき集め、電気を比較的使わない夜に分別作業をしていったそうです。今でも24時間体制は変えずに続けているとのことでした。「ありがとう!」という言葉が何にも代えがたい「やりがい」とおっしゃっていました。

盈進中学高等学校 環境科学研究部のみなさん、報告ありがとう。
ゴミの95%がリサイクルできることは驚きです。残り5%も埋め立てた後、農地や森林に再生できればよいのに・・・と思います。無害の土砂状になるのが条件ですが、どうでしょうか。
もし実際にやるとしたら、適当な粉砕機とこれを動かす安い電気代、後で掘り返す重機と人手が問題になるでしょうね。どのくらいのお金がかかるのか見積もってみるのも勉強になります。
100%リサイクルにしたいものですね。再生品を新品同様の品質に戻せるものも、劣化のために再生すべきでないものもあります。何が可能か考えてみるのもおもしろいものです。
みなさんはどう考えるかな?ぜひアイディアを出しあってみてください。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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