活動レポート

活動レポート

たばこフリーキッズ函館

アフタースクールライラック (北海道)

活動日:

2015年07月27日

実施場所:

函館市ききょう幼稚園周辺(西桔梗町)

参加メンバー&サポーター数:

57人

活動の分野:

  • ごみ・リサイクル ごみ・リサイクル
  • 生活・省エネ 生活・省エネ
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

たばこフリーキッズ函館とは、2015年はこだて国際科学祭のプレイベントとして、7月27・28日の2日間日程でたばこについて取材・調査・学習を行うイベントです。
1日目は、タバコ水(ニコチン)の毒性を、真水とニコチン水それぞれにみみず・スミレを浸し、どのようになるかを観察。その後、①ダイエー上磯店内の喫煙所・禁煙区間の調査、②同店従業員の喫煙者率調査、③ききょう幼稚園周辺の道路でのタバコの吸い殻・たばこごみのゴミ拾い調査、④市立函館病院呼吸器・禁煙外来の田中医師へのインタビューの4つのグループに分かれて調査をしました。そして、それぞれのグループが調べてきたことを発表会で報告し、タバコについての知識の共有を図りました。
2日目は国立がん研究センターの望月氏に来ていただき、タバコが体や環境に与える悪影響についてのお話や禁煙体験者の体験談を聞き、2日間のまとめを行いました。

参加者のようす

今回取材のツールとして、普段子どもたちがなかなか手にすることのないタブレットを使ったことで、全体的にモチベーションが高かったり、引っ込み思案の子どもたちも操作になれるにつれて、次第に積極的に取材をすることができるようになりました。
また、函館は喫煙率が高いという地域柄があるため、喫煙に対してそれほど否定的な見方をする子どもが多くなかったのが、取材・学習が進むにつれて、特にたばこポイ捨てのゴミ拾いで苦労した子どもたちは「喫煙」「喫煙マナー」に対して厳しい見方をするようになり、「家族に吸わないようにお願いする」という子どもも出てきました。

感想・気づいたこと・考えたこと

子ども達の感想レポートから
「なぜ危険なものがおちているのかが不思議に思いました。しかもなぜそんな物をうっているのかと思った」(小4・ダイエー内喫煙所調査)
「人にたばこは吸ったらだめだよと伝えたい。町探検みたいにできた。特別なところに入れさせてもらってうれしいと思った。最初に写真を撮るとき知らない人だから緊張した。たばこは危ないものだからだめとわかった。ききょう幼稚園の子にも伝えてみたい。あと先生方にも伝えたい」(小2・従業員喫煙調査)
「たばこはダメだと思いました。たばこがいっぱいあった。ライターが3こあった。父さんは吸わないでね。母さんはたまに吸わないで。たばこを吸うと肺が黒くなる。たばこを吸うと脳がだめになる」(小2・吸い殻拾い)
「今日、たばこについてわかったことは、たばこを吸うと肺がんになって死ぬということです。聞いてびっくりしました。お母さんとお父さんが吸っているので、今日お母さんとお父さんに教えてあげようと思いました。わたしは、大人になってもたばこを吸いません。なぜかと言うと肺がんになりたくないからです。自分の命を病気でなくしたくありません。だから決心を決めました。」(小3・函館病院取材)

アフタースクールライラックのみなさん、活動報告をありがとうございます。
たばこというと、どうしても禁煙・健康への被害に関する調査や報告が多いものです。今回のみなさんの活動も中心は、そこにあったと思います。
みなさんはこどもエコクラブですから、せっかくなら報告の中にある「環境に与える悪い影響」について、深く考えてみるともっとよかったかな^^
たばこが与える人間への影響・被害だけでなく、吸いガラのポイ捨てによる自然の動物や植物への問題を掘り下げると、こどもエコクラブならではのかっこいい活動になりますよ。
ちょっと難しいかもしれませんが、次の機会にはぜひチャレンジしてみてくださいね!
さて、喫煙率が高いという地域柄ということで、禁煙を進めるには難しいこともありそうですが、自分たちにもできることを様々な視点から考えてみると活動が深まると思いますよ★
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
アフタースクールライラックのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名アフタースクールライラック
  • 所在地北海道
  • クラブの種類その他

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