活動内容

　市街地ではなかなか見られない昆虫等を観察することを目的に「霊峰　英彦山」に登ってみました。

参加者のようす

　出発時の自宅付近の気温は３４℃、目的地の豊前坊の気温は２４℃でした。清涼感あふれる湧き水に触れたり、少なくとも３種類以上の鳥の鳴き声を聞き分けることが出来ました。
　悠然と飛び去るオニヤンマ、優雅に羽ばたくアサギマダラを見ることが出来ました。
　参道の石畳では、ニイニイゼミの鳴き声は聞き取れましたが、アブラゼミやクマゼミの声はありませんでした。いちばん聞かせたかったミンミンゼミの鳴き声は、８月に入ってのお楽しみといったところでしょうか・・。

感想・気づいたこと・考えたこと

　散策をはじめてすぐに湧き水のところにいくと、缶コーヒーの空き缶が置いてありました。心無い人の仕業だと思います。近くにゴミ箱もあるのだから、そこに入れればよいのに・・。悲しい気持ちと一緒にゴミ箱へ入れました。
　登山者や参拝者の方とすれ違うたびにあいさつすること、持ってきたゴミは自分の責任で持ち帰ることを教えました。
　山道の脇に、赤いテープが巻いてある細い杉を見つけました。翌日、関係課に問い合わせると、「間伐予定の目印」とのことでした。このことも子ども達に教えておきました。

その他

　散策から１時間を過ぎた頃、突然土砂降りになりました。山の天気は変わりやすいこと、舗装された道路が川のようになっているのに暑さで水蒸気が立ち上っていることなど、普段見られない自然の凄さを満喫できたようでした。