活動レポート

活動レポート

明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年02月11日

実施場所:

明石市 明石川下流用水路

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

去年の11月に続いて、明石川下流の用水路の調査をした。投網やタモ網で、モツゴ(2000匹以上)とスジエビがとてもたくさんとれた。

参加者のようす

この用水路には何回も来て、採ってはブルーギルやオオクチバスを駆除してきたので、外来種はいなくなっていたが、そのかわりにモツゴが異常に増えて、モツゴとスジエビしかいない、まったく多様性のない用水路になってた。大雨の時に大量の土砂がたまって、明石川本川と分断されてしまったことが大きいと思う。

感想・気づいたこと・考えたこと

投網を投げたり、タモ網ですくうと、1回で何100匹も何10匹もとれて、びっくりした。用水路を泳ぐ黒いモツゴの群れは、養殖池のようだった。数が多くて、とれたモツゴをバケツに移している時に気づかずにモツゴを1匹ふんでしまって、つぶれてしまったので、用水路に入れると、うばい合って共食いを始めたので、すごくおどろいた。分断されて、モツゴが増えすぎた用水路には、エサが不足していると思った。今日とった2000匹のモツゴは明石川本川にリリースした。

その他

報告担当:NM(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。参加メンバーが少なかったのは何故ですか。調査では、モツゴがたくさん採れて、外来種を駆逐したような逆の結果になり驚きました。モツゴは、水質汚濁や環境変化に適応しやすいとききますので、この用水路が泥底やコンクリート壁でも生息できるようです。是非、モツゴの産卵期や稚魚のこと、生態も調べてください。この魚は用水路から出たらどうなるでしょう。(環境カウンセラーMJ)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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