活動内容

　昨年の９月２４日，小学校生活初の給食の残食ゼロ(完食)を達成した子どもたちでしたが，６月２１日にはその連続記録が「１００日」に達しました。
　子どもたちはこれまで，バケツ稲づくりや有機野菜づくりを通して，食の大切さを実感してきました。また，世界では数秒に一人が食糧不足で亡くなっていることやいわき市では食べ残しは全て焼却処分されている現実を知ったことで，食べ残しをなくすことが身近なエコ活動であるということで，学級のみんなで声をかけ合い，協力して取り組んできました。
　毎日，食缶の重さを量ってそのデータを表やグラフに表す作業を毎日続けてきましたが，いつの日か，残食ゼロが当たり前のようになっていました。「１００日」と言う記録は通過点で，子どもたちは２学期以降もこの連続記録を更新していこうと意気込んでいます。

参加者のようす

　給食の残食ゼロを達成したときは，全員が小学校生活初の体験であり，歓声があがりました。ただ，「１００日連続」という記録までは，いろいろなことがありました。記録が途切れそうになったときには，「もったいない」と声をかけ合い，おかわりができる友達同士でカバーしてきました。今月５日には陸上競技大会がありましたが，みんなの頑張りは，残さずによく食べることにあったのかもしれません。

感想・気づいたこと・考えたこと

　給食センターに質問をしたところ，いわき市では給食の食べ残しは清掃センターに運ばれ，全て焼却処分されているということを教えていただきました。子どもたちは食料自給率の低さについて学びましたが，食べ残し等の食品ロスの問題にも考えを広げることができました。まず，身近な給食の「残食ゼロ」プロジェクトを通して，２５人一丸となり，エコ活動を進めていきたいと思います。

その他

　先日，学級活動で「ギネス記録に挑戦」というイベントを行ったとき，「給食の残食ゼロの連続記録ってギネス記録にあるの？」ということが話題にあがりました。もし，記録があればそれにチャレンジしたいです。