活動レポート

活動レポート

明石川河口~伊川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年10月01日

実施場所:

明石市 明石川河口~神戸市 明石川支川伊川

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

満潮時に明石川河口で2時間30分釣りをして、スズキ(タイワンスズキを含む)の幼魚~未成魚17匹、クロダイの未成魚6匹、コトヒキの幼魚~未成魚3匹、マハゼの成魚3匹、クサフグの未成魚~成魚3匹が釣れました。釣れた魚は小学生メンバーたちが持ち帰り、1部はリリースしました。スズキやクロダイは塩焼きにしてマハゼは唐揚げにしたり、クロダイを鯛飯にしたりして、それぞれが美味しくいただいたそうです。釣りの後は明石川下流から支流の伊川にかけて明石川を遡りながらタモ網と釣りで1時間調査をして、オイカワの幼魚~成魚約110匹(釣りの成魚12匹を含む)、ミナミメダカの成魚約30匹、シマイサキの幼魚8匹、キチヌの幼魚6匹、ヒナハゼの未成魚5匹、ニホンウナギの未成魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約100匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約80匹、ミナミテナガエビの未成体1匹、ギンヤンマの成虫1匹、シオカラトンボの幼虫1匹、ハリガネムシ1匹がとれ、リリースしました。

参加者のようす

釣り中にメンバーの足元を大きなボラやアカエイが悠々と泳いでいて、その度にあれくらい大きな魚が釣れないかなと想像しながら楽しんでいました。タモ網での調査ではいつもは干潮時に調査を行いますが、今日は満潮だったのでいつも以上に足元に気を付けながら調査を行いました。河口は深くて危険だったのですぐに浅くて安全な少し上流の伊川と明石川の合流点付近に移動しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

釣り調査では全員が魚を釣ることが出来たので良かったです。釣りで仕掛けにクロダイが掛かった時は予想以上に引いて竿が撓ったので大物が掛かったのかと勘違いしました。タモ網調査では、この場所は干潮の時しか今まで調査したことが無かったので、満潮の時の雰囲気を知れて良かったです。水深が深い所が殆どで底が見えなかったので、満潮時の調査は事前に地形を把握しておかないと危ないなと思いました。

その他

報告担当:NA(高3サポーター)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
報告担当:NAさん、調査のようすを報告してくれて、ありがとうございます。いつも本格的な調査報告をしてくれていますね。さすがです。
スズキやクロダイの塩焼き、マハゼの唐揚げ、クロダイの鯛飯、それぞれをおいしくいただいたのだね。すべておいしそうで、とてもいいですね。むかしから、自然を大切にして、その恵み(めぐみ)も大切にいただいてきたことがよく分かる『日本の食文化』だね。いつまでも伝えていきたいね。生き物調査では、深くて危険な河口から浅くて安全な少し上流に移動しているね。調査以外にもすばやく適切な判断をしています。とても、すばらしいです。これからも、安全に生き物調査を続けてください。つぎの報告を楽しみに待っているね^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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