活動レポート

活動レポート

八幡川の生きもの調査

南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)

活動日:

2022年08月20日

実施場所:

志津川中学校下の八幡川、自然環境活用センター実験室

参加メンバー&サポーター数:

31人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

昨年度に続き、町内にある八幡川で、志津川高校自然科学部の先輩達と一緒に生きもの調査を行いました。午前中は魚や虫などの生きもの採取と、環境DNA調査用の川水の採取を行いました。午後には、環境DNA調査のための川水ろ過作業と、生きものの種同定作業を行いました。

参加者のようす

今回の活動から、新たに2名の隊員が加わり、みんなで元気に川の生きものを捕まえていました。また、やる機会が滅多にない環境DNAのろ過作業(注射器のような器具で水を圧縮し、専用の容器でDNAをろ過・付着させる)にも積極的に取り組んでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

・今年は、ニホンウナギがいなかった
・魚だけでなく、昆虫もたくさんいた
・いろいろな所に魚やカニが隠れていた
・ミミズハゼは、ミミズみたくて、むなびれがかわいかったです
・生きものが少なくなった気がした
・絶滅危惧種や、魚、カニが見つかりました

その他

【八幡川で採れた生きもの】
〈魚〉アユ、ボラ、ウグイ、ヌマチチブ、シマヨシノボリ、シマウキゴリ、ミミズハゼ、ウツセミカジカ
〈エビ・カニ〉ヌマエビ、モズクガニ
〈虫〉ヒゲナガカワトビケラ(幼虫)、ヘビトンボ(幼虫)、コガタシマトビケラ属、カクツツトビケラ属、ウスバガガンボ属、オナシカワゲラ属、マダラカゲロウ科、アカマダラカゲロウ、モンキマメカゲロウ、オジロサナエなど   
合計 約30種でした。

南三陸少年少女自然調査隊のみんな、八幡川の生きもの調査の報告ありがとう!
天気も良く、楽しく調査を行えたようですね。集合写真の笑顔からも、楽しい調査の様子がうかがえました。
さて、調査では魚や昆虫(こんちゅう)など30種ほどの生きものを記録できました。種類を見ると、ニホンウナギはとれませんでしたが、ウツセミカジカなどはとれましたね。生きものが少なくなったと感じているようですが、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)のウツセミカジカなどが記録されています。ぜひ調査を続けて、生きものが少なくなったと感じたのが一時的なものか、それとも環境悪化につながっているものかをつき止めてほしいと思いました。引き続きの調査を期待します!
環境DNAの調査も行ったようですね。ずっと行っている調査のようですから、その結果や変化を知りたくなりました。ぜひ、次回に報告してください。待っています。
エコまる
南三陸少年少女自然調査隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名南三陸少年少女自然調査隊
  • 所在地宮城県
  • クラブの種類自治体の募集

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