伊川～明石川下流調査
玉一アクアリウム (兵庫県)
活動日：
- 2022年07月23日
実施場所：
- 神戸市 明石川支川伊川～明石市 明石川下流
参加メンバー＆サポーター数：
- 5人
活動の分野：
-
水
自然・生物多様性
SDGs：
-
活動内容
伊川から明石川合流点を過ぎて明石川下流まで２時間30分調査をしました。ボラの幼魚～若魚約50匹、ミナミメダカの幼魚～成魚約30匹、オイカワの成魚５匹、ニホンウナギの幼魚～未成魚５匹、オオクチバスの幼魚３匹、ゴクラクハゼの成魚２匹、ブルーギルの幼魚２匹、マハゼの幼魚１匹、モツゴの未成魚１匹、コイの幼魚１匹、アカミミガメの成体２匹、ウシガエルの幼生１匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体～成体約300匹、ミゾレヌマエビの幼体～成体約40匹、テナガエビの幼体～成体14匹、ミナミテナガエビの幼体～成体９匹、ヒラテテナガエビの幼体～成体４匹、モクズガニの幼体～未成体８匹、オオヒライソガニ属の１種の未成体１匹、ハイイロゲンゴロウの成虫１匹、アオモンイトトンボの幼虫１匹・成虫６匹がとれました。オオクチバスとブルーギルとアカミミガメとウシガエルは、駆除をしてナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。
参加者のようす
タモ網の他に僕は投網で沢山のボラやオイカワやオオクチバスがとれたので嬉しかったです。小学生メンバーが一生懸命生き物を捕まえていたので、これからも頑張ってほしいです。
感想・気づいたこと・考えたこと
昨年の秋にとれたオオヒライソガニ属の別個体が今日またとれました。とれたのは嬉しいですが、兵庫県ではなかなか見つからないオオヒライソガニ属が続けてとれるのは、地球温暖化が関係ありそうで心配です。
その他
報告担当:ＮＲ(中２)
- 玉一アクアリウムのみなさん、いつも本格的な調査の活動レポートの報告をありがとう。
調査結果をみても、川の中の流れがあるところ、よどんでいるところ、川岸の草むらなど、いろいろな環境を調査していることがみてとれます。また、バスやウシガエル等の外来種に対する意識も強く、心強い調査活動ですね。
参加した小学生メンバーも一生懸命にとれた魚介の名前とその生息環境はわすれないと思います。投網（とあみ）のやり方など、背が低いうちはむずかしいかもしれませんが、ぜひ後輩に教えてあげてくださいね。
この調査結果を見ると、オオヒライソガニ属等についてしっかり経年傾向も考えられていて関心します。
地球温暖化のせいなのか、より地域性の強い家庭などからの温排水の影響なのか、もう少し調査を積まないとわからないところもあります。決めつけはダメですが、そういうおそれがあるとして、警戒して調査をみることも必要だと思います。そういった意味で、この伊川～明石川下流は、玉一アクアリウムのみなさんも、育つ場所になっているようです。身近に、そういうフィールドがあっていいですね！
また、活動レポートがとどくのをまっています。
- 玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう！
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん！
これからも一緒にがんばろう！ がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール
- クラブ名玉一アクアリウム
- 所在地兵庫県
- クラブの種類その他
- 玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
１年を通して週に１度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。
これまでの報告
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「淡水ガメ情報交換会」の発表練習
玉一アクアリウム(兵庫県)
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福知川源流調査
玉一アクアリウム(兵庫県)
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明石川源流調査
玉一アクアリウム(兵庫県)
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第９回淡水ガメ情報交換会
玉一アクアリウム(兵庫県)
