活動レポート

活動レポート

はるかさんのひまわりの開花と田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年07月13日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川支川田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

学校が終わって、駆除をした外来種を肥料にして育てている、はるかさんのひまわりやフルーツや野菜の観察をしました。はるかさんのひまわりが育って、大きくてきれいな花を咲かせていました。南米原産のペピーノは、ナス科のフルーツで白い果実に紫色の縞模様が出始めていて、もうすぐ食べられるようになるそうです。ローズアップルをみんなで試食しました。少し皮が気になったけど、バラの香水のような強い香りとリンゴのようなシャキッとした食感で美味しかったです。

参加者のようす

その後、すぐ近くの田中川につながっている水路で20分間グッピーの調査をしました。グッピーの幼魚~成魚約30匹、ヌマガエルの幼生~幼体4匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約50匹、コミズムシの成虫5匹、コガムシの幼虫~成虫4匹、コオイムシの成虫1匹、シオカラトンボの幼虫1匹が捕れました。グッピーはみんなで分けて飼ったりするために持ち帰り、他はリリースしました。毎年駆除をしてだんだん数は減っているけど、今年も冬を越したグッピーがいました。おなかに卵をたくさん持った大きなメスの成魚も数匹いたので幼魚が生まれる前に捕れて良かったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

阪神淡路大震災を忘れないために植えた、はるかさんのひまわりが今年もきれいに咲き始めました。ウクライナの花もひまわりです。どちらも平和が願いです。

その他

報告担当:KS(中1)

玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
「はるかさんのひまわり」の花がさいたとありました。“はるかのひまわり絆プロジェクト”の花だということが分かりました。阪神大震災(はんしんだいしんさい)をきっかけに生まれたプロジェクトが、玉一アクアリウムのみんなにも、脈々と引きつがれていることに感心しました。多様な視点(してん)で物事を見ることは大切なことだと思っています。みんなにもヒマワリを通して、いろいろなことを考えてほしいと願います。
田中川の調査では、グッピーがけっこうな数、採集(さいしゅう)されましたね。温暖化(おんだんか)の影響(えいきょう)など、いろいろな要因(よういん)が考えられます。地道な活動の継続(けいぞく)が大切でしょう。これからも活動を続けていってくださいね。
夏休みになりましたが、感染症(かんせんしょう)の広がりが心配です。感染症の対策をとりつつ、有意義な夏にしてほしいと思います!次の報告も待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

191 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧