活動レポート

活動レポート

スナップエンドウの収穫と宝石トウモロコシの種まき

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年05月04日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

外来種を肥料にして育てたスナップエンドウの収穫をしました。すでにこのスナップエンドウを食べたメンバーは「ふつうのスナップエンドウと外来種で育てたスナップエンドウを食べ比べてみたら外来種で育てたスナップエンドウの方が甘くて美味しかった」と言っていたので家に帰って食べるのが楽しみです。ここには駆除をしたブルーギルやタイワンシジミが入っているので、魚や貝が野菜を甘くするのかなと思いました。

参加者のようす

ポップコーン用の宝石トウモロコシの種をまくために草を抜いて畑を耕しナーセリーで剪定した枝を燃やした木灰を入れて畝を作りました。畑を耕したり木灰を運ぶのは男子が中心になってしてくれて、私たちは草を抜いたりトウモロコシを1粒ずつ外して種をまけるように準備をしました。宝石トウモロコシは前は粒がカラフルだったみたいですが、アクアリウムのメンバーたちが好みの色を毎年種をとってまき続けた結果、だんだん渋いシックな色になってきました。

感想・気づいたこと・考えたこと

宝石トウモロコシの種はとてもかたくて透明感がありビーズみたいです。1粒ずつ外すのは難しいかなと思いましたが、やってみると思っていたより簡単で、すぐに早くできるようになりました。宝石トウモロコシの種まきが終わるまでに2時間かかりましたが、みんな楽しそうに作業をしていました。

その他

報告担当:TS(中2)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
外来種を肥料にしスナップエンドウ、おいしそうですね。実はむかし、農業は肥料に「魚肥(ぎょひ)」と言われる肥料を使っていた時代がありました。これはおもに北海道などで大量に取れた「にしん」と言う魚を干して粉末(ふんまつ)にしたものです。みなさんの外来種の肥料はまさにこの「魚肥」ですね^^
土が豊かになって良い野菜やお米がとれたそうです。この時代の畑や田んぼは魚のにおいがしたそうです。今は化成肥料と言って工場で合成された肥料が主流ですが、長年使うと土がやせてゆきます。
宝石トウモロコシの粒のお話もとても興味深く読みました。今の粒の色は玉一アクアリウムさんのオリジナルの色なんですね^^楽しそうに種まきをするみなさんのようすがこちらに伝わってきて、とてもすてきだなと思いました。また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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