活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年04月23日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で3時間調査をしました。茂みを探っていると大きなナマズの成魚が出てきたので、みんなで取り囲んで捕ろうと頑張ったけど、逃げられて姿が見えなくなり残念でした。でも「きっと卵を産んでいるはず!」と、茂みに産みつけられた卵を探すとナマズの卵を9個見つけられたのでうれしかったです。卵は玉津第一小学校に持って行く予定で、みんなに孵化などを見てもらえたらいいなと思います。

参加者のようす

調査では、ギギの幼魚~未成魚11匹、ナマズの卵9個、カマツカの幼魚~未成魚4匹、ニホンウナギの幼魚~未成魚2匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚1匹、ヌマガエルの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約500匹、スジエビの未成体~成体約120匹、テナガエビの未成体~成体2匹、モクズガニの幼体~未成体2匹、コオニヤンマの幼虫1匹、ヤマサナエの幼虫1匹、シオカラトンボの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫8匹、ヒメガムシの成虫3匹、シロタニガワカゲロウの幼虫3匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫8匹が捕れました。みんな魚やナマズの卵を必死に探していて良いと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

神戸市絶滅危惧Bランクのギギやチュウガタスジシマドジョウ、Cランクのニホンウナギが捕れました。小学生メンバーの1人が「飼いたい」と言ってニホンウナギ1匹を持って帰ったので大切に育てて欲しいです。

その他

報告担当:NR(中2)

玉一アクアリウムの皆さん今日は、報告ありがとう!
みんなは今週も明石川中流で生物調査を行ったのですね。いつも通りたくさんの生き物がとれましたね。 
調査では種類も数も多数確認できて、外来種はいなくてみんな在来種ばかりなのは みんなで駆除活動を続けてきた成果だね。魚では幼魚~未成魚、ヌマエビ・スジエビ類も未成体、水生昆虫類も幼虫が多く確認できたのはこの時期の特色でしょうね。 
大きなナマズの成魚に逃げられてしまったのは残念でしたが、茂みでナマズの卵を9個も見つけて、産卵期のメスを証明できたのはうれしかったね。みなさんの経験と強い思いのなせる業(わざ)だと思います。
ナマズの卵は玉津第一小学校に持って行ってそだてるのですね。みんなよろこぶでしょうね^^その後のようすもぜひ教えてください。楽しみに待ってます。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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