活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年03月05日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で1時間30分調査をしました。オイカワの幼魚~未成魚37匹、カマツカの幼魚~未成魚14匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚~未成魚4匹、ギギの幼魚~未成魚3匹、ドンコの幼魚~未成魚2匹、アカミミガメの未成体1匹、アオダイショウの未成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約60匹、スジエビの未成体~成体32匹、アメリカザリガニの未成体1匹、モクズガニの幼体1匹、キリウジガガンボの幼虫5匹、シオカラトンボの幼虫2匹、コガタシマトビケラの幼虫7匹、オオヤマシマトビケラの幼虫1匹、イブシアシナガドロムシの成虫1匹がとれました。外来種のアカミミガメとアメリカザリガニは、ナーセリーの畑の肥料にするために持って帰りました。

参加者のようす

調査は小学2年生のメンバーも小学3年生のメンバーも、とてもがんばっていました。神戸市絶滅危惧Bランクのレアなチュウガタスジシマドジョウとギギが合わせて7匹とれましたが、外来種のアカミミガメとアメリカザリガニも1匹ずつとれました。神戸市要調査のアオダイショウもとれましたが、けがをして弱っていたので土手の草のしげみにリリースしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

調査の前に1時間かけて外来種のキクイモのいも掘りをしました。始めは土を掘ってもいもを見つけられなかったけど、見つけられるようになって大きないもが出てきた時はうれしかったです。駆除をかねて掘ったいもはキクイモチップスにしておいしくいただきます。

その他

報告担当:SY(小6)

玉一アクアリウムのみんな、明石川調査の報告ありがとう!
写真からは、快晴(かいせい)のもと、みんなが一生懸命に調査に取り組む様子がうかがえました。
3月になって、水温も少し高くなってきたでしょうか?生きものの動きも、活発になり始めますね。寒い時季と比べて、記録された種に変化は見られたでしょうか?ちょっと、気になりました。
さて、調査では絶滅が心配される種が見つかる一方で、外来種も記録されましたね。両者が生きていける環境が、明石川に存在すると考えれば、いろいろな生きものが生活する包容力がある川であると評価できます。明石川の魚類の種を、どのようにしていきたでしょうか?目標を作り、それに向けてどうしたらよいかかんがえていってください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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