活動レポート

活動レポート

COP26は何のため?

菊の子エコクラブ (東京都)

活動日:

2021年12月16日

実施場所:

東京学芸大学附属大泉小学校

参加メンバー&サポーター数:

36人

活動の分野:

  • 生活・省エネ 生活・省エネ

SDGs:

  • SDGs:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • SDGs:気候変動に具体的な対策を

活動内容

【概要】
前回、日本のエネルギー問題の現状について学習しました。そこでは、日本が世界で5番目にCO2を排出していることに気付き、なんとかしなくてはいけないと自覚しました。ここでは、このようなエネルギー問題やCO2排出量の問題に関して、日本だけでなく、世界ではどのように発電しているのかに目を向けました。すると、世界でも共通目標が必要だろうということで11月に開催されたCOP26に注目しました。

参加者のようす

【COP】
COPの歴史を調べると、これまで国によって捉え方が異なることが分かりました。最初は国によってお願いだけだったのが、具体的な目標を設定するようになり、そこから世界中で重要な課題であることが分かりました。ただ、それぞれの国によって事情は異なります。豊かな国もあれば、貧しい国もあります。また、石油が豊富にとれる産油国などもあります。とりあえず、今回は、発展途上国・先進国・産油国の大きく3つにひとまず分け、それぞれの国がCOPの共通目標についてどのように捉えているのかを調べることにしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

【感想】日本は世界で見ても二酸化炭素排出率が多い国というデータがあります。確かにそのとおりだと思います。二酸化炭素排出量順にランクインしていたすべての国が、先進国ですごい開発が進んでいるところなので、二酸化炭素がたくさん排出されていてもおかしくないと思います。しかし火力発電でも燃やす燃料を石油から天然ガスという二酸化炭素をあまり排出しないものを使いはじめているそうです。さらには、環境会議の京都議定書では先進国を対象に二酸化炭素排出量ここまで下げるという具体的な目標を立てるようになりました。(パリ協定で全国を対象に行われ)そのおかげか今段々と日本の二酸化炭素排出量が減ってきているというデータもあります。このように日本の二酸化炭素排出量が世界で5位というデータを切り取ってみれば確かに日本は二酸化炭素排出量が多い国だと捉えてしまいますが実際には、環境をキレイにという心がけで少しづつですが二酸化炭素が減ってきているとも考えられます。だからこれからも少しづつの心がけは大切だと思います。(O・Tくん)

その他

【宣伝】令和4年1月29日(土)に本校でオンライン公開研究会があります。もし、興味があれば、ご参会ください。
http://www.es.oizumi.u-gakugei.ac.jp/research/workshop.html

菊の子エコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。
COP26とは国連気候変動枠組条約第26回締約国会議のことですが、何のためという根本を考えることは大切です。国連が行うものだからいいものだと決めつけるのではなく、その意義や意味をあらためて吟味(ぎんみ)してみる必要があります。
COP26の最大の成果は「世界全体で1.5℃を目指す」ことが確認されたことです。各国のさまざまな利害(りがい)がある中で決めることができたことは評価できますが、これでも危機的な状況であることは変わらないと言うこともできます。それはなぜなのでしょうか。これは非常にむずかしい問題ですが、何かを決めて進めなければ破めつに向かって突き進んでしまいます。みなさんも多面的な見方考え方で、前進するアクションを提案実践していってください。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
菊の子エコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名菊の子エコクラブ
  • 所在地東京都
  • クラブの種類学校の学年

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