活動レポート

活動レポート

ヌートリアの毛皮づくり

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年12月31日

実施場所:

神戸市 明石川下流 フルーツフラワーナーセリー

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川下流で個人的に調査をしているとヌートリアの幼体を捕まえたので、駆除をかねて毛皮を剥ぎました。その後、毛皮を明石川で綺麗に洗い乾燥させています。

参加者のようす

ヌートリアは川の中で茂みをガサガサしていたら網に入りましたが、捕まえた時に網の中でピョンピョン跳び跳ねていたので初めウシガエルかと思いましたが、見てみたらヌートリアだったのでかなり驚きました。ヌートリアを締める時には、とても緊張しました。果樹園(ナーセリー)で毛皮を剥ぐ時には皮に穴が開かないように慎重にハサミで肉と皮の間のスジなどを切りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

解体ではヌートリアの体をじっくり観察出来ましたが、その時に頬の筋肉や前歯が発達しているのを見ることが出来て子供のヌートリアとはいえ、この歯で噛まれたら大変なことになるなと再度認識することが出来ました。特定外来生物の駆除のためとはいえ、命を頂いたヌートリアの為にも綺麗に毛皮を剥げるように頑張った結果、自分は動物の毛皮を剥いだのは初めてですが、思っていた以上に綺麗に毛皮を剥ぐことが出来たので良かったです。

その他

報告担当:NA(高2サポーター)

玉一アクアリウムのみなさん、明けましておめでとうございます。
今年も活動レポートを楽しみにしています。
さて、ヌートリアの報告ありがとう!明石川でヌートリアが捕獲(ほかく)されたとのこと、おどろきました。川の土手に穴を掘ったりする特定外来生物ですから、定着していないか心配です。広がらないうちに捕獲できたなら幸いです。
「ヌートリアを締める時には、とても緊張しました」という感想がありました。特定外来生物ですが、生きものには変わりありませんから、この気持ちは大切にしてほしいと思います。ていねいに解体(かいたい)する様子もうかがえました。この行為も大切ですね。貴重な体験ができたと思います。
明石川、まだまだ初めての発見がありそうですね^^今年も、観察と報告をよろしくお願いします。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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