活動レポート

活動レポート

たねのひみつ大発見!

むさしのしぜんたんけんたい (東京都)

活動日:

2021年11月03日

実施場所:

公園、自宅

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

エコスタディ「たねのひみつ大発見!」を参考に秋の公園へ行き、様々な植物の種を集めました。準備として、種が遠くに行くための「ひみつ」3つ(はじけたり転がったりして遠くに行く、風や水の力で遠くに行く、他の生き物の体にくっついて遠くに行く)を頭に入れて向かい、地面や草の中などを探し集めて持ち帰り、自宅で詳しく観察しました。

参加者のようす

どんぐりや色の鮮やかな実が地面に落ちているとすぐに見つけて、「これは転がる系だね!」と種が遠くに行くための「ひみつ」を意識しながら集めていました。他にも、生えている草の中にも実は種のようなものができていたりするのを発見していました。一通り集め終わると昆虫探しに移行してしまいましたが、草むらを走り回っているといつの間にか虫網や服に“ひっつきむし“がたくさん付いていて、「くっつく系の種だ!」と喜んでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

持ち帰った種を実際に転がしてみたり、扇風機の風で飛ばしてみたり、服にくっつけてみたり実験して確認しました。今回とても感動したのが、くっついて遠くに行く種の仲間を実体顕微鏡で観察したときです!それぞれの種の周りにびっしりとトゲや毛が生えていて、これで他の生き物にくっつくんだね!と植物の知恵に感動しました。また、どんぐりや色鮮やかな実も、他の動物と繋がりがあることを学べてとても良い経験になりました。
3枚の葉っぱのようなものの中に守られるように3つの種が入っていたり、くっつくわけではないのにギザギザしていたり、「なんでこんな形をしているんだろう?」と思う種もいくつかあり、おもしろかったです。


その他

持ち帰った種をいくつかのタネ図鑑や植物図鑑で調べてみたものの、名前を特定できたのは少しだけでした。
今回は「くっつく」「とぶ」「転がる」の3種類に種を分けてオリジナル図鑑を作りました。

<武蔵野市より>
むさしのしぜんたんけんたいのみなさん、こんにちは!植物のたねは、さまざまな方法で仲間を増やそうとします。自分の力だけでなく、動物などの力を使ったり、風や水など自然の力を使ったり、その戦略はまさに生き抜くためのもの。色々な種の色々な生存戦略をみつけましたね。図かんもとてもすてきです。動物や魚の戦略など発見したことをぜひまた教えてください。
<応援団より>
むさしのしぜんたんけんたいのみなさん、こんにちは。おうちの近くや公園でたくさんのタネを観察できて、図かんづくりもずいぶんがんばりましたね。タネはどうやって遠くに運ばれていくのかな?今回はそこに目をつけて分類してみて、ひみつがいろいろわかったようですね。今まで知らなかったふしぎも見つかって、もっと観察が楽しくなったと思います。
植物は生えている場所から動けないので、タネを遠くに送るにはいろいろな工夫が必要です。はじけたり、転がったり、風に飛ばされたりするためにいろいろなかたちになっています。ほかにも毛やトゲをはやしたり、ネバネバするものを出して動物にくっついたり、きれいな色やおいしい実をタネのまわりに用意して動物に食べられたり、ほかの生きものををうまく使うものもあります。どうしてそうなったのか、まだまだふしぎがいっぱいですね。これからも自然の中の形や色、生きものたちのつながりを観察してレポートして下さい^^
エコまる
むさしのしぜんたんけんたいのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名むさしのしぜんたんけんたい
  • 所在地東京都
  • クラブの種類家族親戚

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