活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年09月23日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流の上流の方で調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚~未成魚約100匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚~成魚6匹、カマツカの幼魚4匹、ミナミメダカの成魚3匹、コイの成魚1匹、ギギの幼魚1匹、アカミミガメの未成体3匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約300匹、スジエビの未成体~成体32匹、テナガエビの幼体8匹、ヒラテテナガエビの成体2匹、モクズガニの幼体~成体5匹、コマツモムシの成虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫6匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫4匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫3匹、フタバコカゲロウの幼虫12匹、コガタシマトビケラの幼虫5匹、イブシアシナガドロムシの成虫6匹、ツブスジドロムシの成虫1匹がとれました。コイの成魚とアカミミガメは、ナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、他はリリースしました。

参加者のようす

高校生サポーターのNAさんが今日も川底の石の下をていねいに調べて水生昆虫をとって同定してくれました。協力して頑張りました。ぼくは1人でコイを追い込んで、60㎝位の成魚をタモ網で捕獲することができました。アクアリウムに入って自分でもずいぶん成長したと思います。

感想・気づいたこと・考えたこと

明石川の土手にヤマブドウの仲間のエビヅルの実がなっていたので、少し採って砂糖と水で皮ごと煮てシロップを作り、冷水で薄めてジュースにしてみんなで飲みました。色がきれいで甘酸っぱくていい香りがしておいしかったです。今日は外来種もとれたけど、チュウガタスジシマドジョウやギギやヒラテテナガエビやミナミメダカなど神戸市絶滅危惧種もとれました。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムさん、いつもすばらしい活動報告をありがとうございます。
みなさんの活動報告によって、わたし(エールメッセージ作成者)もたくさんの勉強させてもらっていますのでとても感謝しています。
みじかい活動時間の中で、多くの生物を見つけ、同定して分類(ぶんるい)し、肥料(ひりょう)を作り、さらに自分たちの飲み物まで作ってしまう。もう脱帽(だつぼう)です。
活動を重ねるごとに絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)の発見数も多くなり、活動の成果(せいか)が上がっていることを感じています。地道な活動を継続することでしか環境の改善(かいぜん)はないと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。つぎの報告を待っています!!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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