活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年06月06日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:安全な水とトイレを世界中に
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

平野大池の周辺の用水路で場所を移動しながら2時間調査をしました。全部合わせて、ミナミメダカの幼魚~成魚38匹、オイカワの幼魚5匹、ニホンアマガエルの成体1匹、ヒバカリの成体1匹、スジエビの幼体~成体105匹、アメリカザリガニの幼体~成体54匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の未成体~成体21匹、ハグロトンボの幼虫7匹、シオカラトンボの幼虫2匹、コガムシの成虫2匹が捕れました。アメリカザリガニは駆除をしてナーセリーの肥料に持ち帰り、他は全部リリースしました。

参加者のようす

全員が調査に集中して頑張っていました。用水路で神戸市絶滅危惧Cランクのヒバカリを捕まえた時は、みんな大喜びで「かわいい」と言って、手に乗せてふれあいを楽しんでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

先日の大雨の影響かは不明ですが、水の量がいつもより多く、水が泥で白く濁って魚類が少なく甲殻類(特にスジエビとアメリカザリガニ)が多い印象でした。アメリカザリガニの駆除が出来てよかったです。これからも調査を続けます。

その他

報告担当:IT(高3サポーター)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
平野大池の用水路の調査おつかれさまでした。みなさんはがんばって調査するので、今回もたくさんの生きものを確認していますね。
結果を見るとスジエビやミナミヌマエビなど、たしかに甲殻類(こうかくるい)の数が多いですね。外来種のアメリカザリガニもたくさんとれていますが、用水路のまわりはどんな環境でしょうか。
ヒバカリとのふれあいはどうでしたか?「かまれたら命はその日ばかり」というのが名前の由来だそうですが、ほんとうは毒(どく)をもっていなくてとてもおとなしいヘビです。ヒバカリは小さくて動きがおだやかなせいでしょうか、わたしはふしぎとこわさを感じさせないヘビだと思っていますがどうでしょう。レポートではみなさんがこわがらず観察しているようすが伝わってくるので、うれしく思います^^
これからも調査をつうじていろいろな自然や生きものとふれあっていってください。つぎのレポートも楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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