活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年12月26日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流のヒラテテナガエビが増えている場所で1時間30分調査をしました。オイカワの幼魚~成魚470匹、ミナミメダカの成魚6匹、ギンブナの幼魚1匹、ゲンゴロウブナの幼魚1匹、アカミミガメの成体2匹、ミナミヌマエビの幼体~成体510匹、ヒラテテナガエビの幼体9匹、テナガエビの幼体~成体4匹、スジエビの成体4匹、モクズガニの成体1匹、ガガンボの幼虫3匹がとれました。外来種のアカミミガメと国内外来種のゲンゴロウブナは肥料などに有効に使い、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

調査に集中していると、1時間はあっという間に過ぎてしまいます。12月も終わりに近づいて寒くなっているのに、まだアカミミガメが冬眠せずに活動を続けています。活動を続けているので駆除をすることができています。

感想・気づいたこと・考えたこと

神戸市絶滅危惧AランクだったヒラテテナガエビがBランクになる予定です。調査でも石の下にかくれているヒラテテナガエビがよくとれるようになりました。成体はなかなかとれないけど、同じくらいの大きさの幼体がまとまってとれるのは、繁殖して増えているからだと思います。珍しくないテナガエビとスジエビが4匹ずつしかとれなかったのに、珍しいヒラテテナガエビが9匹もとれました。これからも調査をがんばります。

その他

報告担当:NR(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
寒い中の調査活動、お疲れ様でした。オイカワとミナミヌマエビの確認数が多いですね。メンバーが2人だけですので、カウントするだけでも大変だったでしょう。アカミミガメなどの外来種の除去は、こうした地道な駆除しか方法がありませんから、みなさんの活動は重要です。これからもがんばってくださいね。本来のいるべき生物がいる環境づくりをめざしてください。ところで、みなさんの調査は水生昆虫がきわめて少ないのですが、それはどうしてでしょうか。より小さな生き物にも目を向けられるとさらによいと思っています。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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