活動レポート

活動レポート

神戸市アカミミガメ防除活動2日目と田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年08月01日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川 田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

14人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

きのうの夕方に設置したアカミミガメ捕獲用のしかけ5つを今朝、アクアリウムで引き上げました。5つのしかけを合わせて、アカミミガメの幼体~成体9匹、ヌマムツの成魚2匹、モクズガニ6匹、アメリカザリガニ4匹がとれていました。アカミミガメは、3日の午前中に神戸市環境都市課の方が引き取りに来てくれるので、それまでナーセリーで保管して、アメリカザリガニはナーセリーの畑の肥料にして、ほかはリリースしました。田中川からナーセリーに帰って、神戸市環境都市課に提出する今日とれたアカミミガメ9匹をぜんぶ並べた写真をとって、予定より早く終わったので、いつもの田中川水路で30分調査をしました。

参加者のようす

田中川水路の調査では、グッピーの幼魚~成魚56匹、ヌマガエルの幼生~幼体6匹、ミナミヌマエビ23匹、コオイムシの幼虫~成虫53匹、ギンヤンマの幼虫6匹、ハイイロゲンゴロウの成虫2匹、マツモムシの幼虫1匹がとれました。グッピーは、飼うためにみんなで分けて持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。アカミミガメ防除活動も田中川水路調査も、みんなとても頑張っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

アカミミガメ防除活動は、本当はもっと早い時期にする方がよかったけど、コロナウイルスで今になってしまいました。それでもアカミミガメの大きな成体5匹を含めて9匹防除できたのでよかったです。アカミミガメをしかけからバケツに移しているときにメンバーの1人が手をかまれたので、写真をとるために並べるとるときには、みんなが慎重になっていました。水路のグッピーは、一生懸命とり続けているけど、それでもまだ少し増えています。これからもとり続けます。小さな水路なのに、コオイムシの生まれたばかりの幼虫から卵を背負った成虫まで、いろんな成長段階のコオイムシがとれました。ほかの水生昆虫もたくさんいるのでうれしいです。

その他

報告担当:NR(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
4回分のアカミミガメ防除(ぼうじょ)活動のレポート、どうもありがとう!
合計19ひきはけっこうとれたね!メンバーと神戸市の方がアカミミガメにかまれたとのことですが、その後はだいじょうぶですか?活動は安全第一ですから。
今回は神戸市から借りたかごで活動を行ったんだね。最初はあつかいにとまどったみたいだけど、そこはふだんから調査をやっているみなさんなので、うまく使えたのでしょう^^ そして、時間があまったらいつもの田中川水路で調査したり、アカミミガメをさがしたり、いつもながらとても熱心でさすがだね!
田中川水路はまだまだグッピーがたくさんいるのかな。外来種がふえてこまるけど、ここはコオイムシなど、ほかの生きものもたくさんいる場所だから、たいせつにしたいね。
専門家のウンキュウの解説(かいせつ)も気になったなぁ。みなさんは調査でウンキュウを見つけたことはあるかな?わたしが見てきたクサガメやイシガメにも、もしかするとウンキュウがまじっていたことがあったのかも?
外来種を防除(ぼうじょ)しなくてはならないのは、ほんとうはざんねんなことだけど、この活動やいつもの調査で、みなさんがこれからも川や水路の生きものを見つめていってくれるとうれしいなぁ。
つぎのレポートも楽しみにしています。また報告してね!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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