ねらい |
- 子どもたちにとって自然界の中で一番身近な生きものである昆虫について興味を広げます。
- 身近な所に様々な種類の昆虫がいることを発見し、自分の目や耳で確認します。
- じっくりと観察するという集中力を身につけます。
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進め方 |
【導入】
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昆虫を見つけたことがある身近な場所をみんなで話し合ってみます。また、どんな昆虫がいるか、どんなことをしているかを想像してみてください。 |
【実施】 |
昆虫がいそうな所を各自が見つけて、そこで昆虫たちの動きを観察します。できれば、スケッチしましょう。 |
【発展】 |
どんな場面に出会ったかをみんなで話し合ってみます。また、虫が集まる植物や土などにも着目してみましょう。 |
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ポイント |
- 昆虫の面白い生態などについて事前に昆虫図鑑などをみて、情報量を豊かにしておくと、昆虫に対する偏見を持たずに興味を持ちやすくなるでしょう。
- 茂みの中などに行くときは、服装や虫さされ対策もしておきます。
- 観察会に出かけるまでに、毎日の生活の中で昆虫を見つける練習をしておくと見つけるコツがつかめます。
- 昆虫に興味を持っている子どもがいれば、その子にリーダーになってもらうこともできるでしょう。
- 観察する時は静かにすることが大切なので、事前に約束事項を自分たちで決めておきましょう。
- 虫眼鏡や虫取り網、虫かご、ポケット図鑑などを持参しましょう。
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応 用 |
- 昆虫を中心とした食物連鎖がどのように行なわれているかにも注目してみましょう。
- 自分が見た昆虫の体の仕組みやえさの種類、とり方などについて、改めて図鑑などで確認してみましょう。
- 保護色など、身を守るために昆虫の体がどんな風に進化しているかを調べてみましょう。
- 昆虫がいる所といない所との環境の違いを調べて、昆虫が生息するのに必要な条件を考えてみてください。
- 地域の自然調べやビオトープを題材にした学習へとつなげることができます。
- 昆虫ワールドを様々な不要品や木片などを使って再現します。それによって昆虫の生息環境を学ぶことにつなげてみましょう。
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