ねらい |
- エコポイント※にはどんなところがあるかをみんなで考えながら、環境への配慮についての概念を整理し、環境問題に関する理解を広げていきます。
- 町の中を探検して、今まで気付いていなかった環境への配慮を再認識します。
- 自分の町を改めて観察することで、愛着や興味を持つようにします。
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進め方 |
【導入】
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探検する町や活動範囲を決めて、地図を確認します。また、探検に出たときの役割分担を決めます(地図に書き込む人、発見記録を書く人、写真を撮る人など)。 |
【実施】 |
実際に町のエコポイントを探しに行きます。どんなところにエコポイントがあるかをよく見て歩きます。探検が終わったら、発見したことをみんなで確認しながら地図の上に書き込んでいきます。写真があれば貼っておきます。 |
【発展】 |
整理が終わったらお互いに感想を出し合い、報告する10個のエコポイントを決めましょう。また、エコポイントは、どのような点で環境に配慮しているのかを話し合いましょう。エコポイントを町の地図に書き込み、エコマップを作りましょう。 |
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ポイント |
- 環境に関する考え方をみんなから出してもらった時に、ある程度分類しておくと観察する視点が明確になります(生きもの、ごみ、リサイクル、エネルギーなど)。
- 探検に出かける前に、みんなの記憶を呼び起こしておくことが大切です。普段、見ていても気付いていなかったことが多いかもしれないので、そのことに気付けるよう雰囲気作りをしておきます。
- 探検に出かけたら、車や一般の通行人の邪魔にならないよう注意します(社会のルールもしっかり学びましょう)。
- エコポイントを見つけたら、しっかりと観察します。(何か問題点がないか、自分たちの思っていたこと違いはないか、誰がそれを管理しているのかなど)。
- 探検記録を地図にまとめる時は、記入しやすく、目印のポイントを思い出せるよう、住宅地図や白地図などを用意しておくと便利です。
- 予想していた以外のエコポイントが見つかったか、また予想していたものがあったかなど最後のまとめを大切にしましょう。
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応 用 |
- 環境以外の視点で地域を観察することにより、様々な学習へと広げることができます(福祉や歴史、産業など)。
- 20年後のエコタウン※※を想像して、そのために必要なエコアクションを考えてみましょう(作文や絵画、イラストで表現してみる)。
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