ねらい |
- 普段、ほとんど意識することのない空気について関心を持つようにします。
- 地球温暖化問題などを理解するためにも、自分たちの命を支えてくれている大気に親しみを持ち、酸素や大気圏の存在や役割を理解するための導入とします。
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進め方 |
【導入】
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風を五感で感じるために適した場所をみんなで選びます。 |
【実施】 |
実際に選んだ場所に行き、一人ひとりが風を五感で感じてみて、風の流れや動きを「ひとこと」で表します。集まってお互いの「ひとこと」を出し合います。次に、また各自「季節の風」をテーマに詩を作りましょう。(詩の手法は特に決めません)。詩ができたら、みんなで発表会をしてもよいでしょう。 |
【発展】 |
みんなの「ひとこと」や「詩」をテーマに、作曲をしてみる、ダンスを作る、絵を描いてみるなど色々な形で表現してみましょう。 |
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ポイント |
- できるだけリラックスした状態で活動ができるよう、場所や時間、周りの環境に配慮が必要です。
- 一人の時間を持つことがひとつのポイントです。一人ひとりが他の人の邪魔をせず、また邪魔をされずに活動ができるよう、最初に約束を取り決めます。
- 一人ひとりの感じたことや表現内容を尊重し、詩の手法や形式にとらわれ過ぎないようにします。
- 野外での活動なので季節によっては服装にも注意が必要です。
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応 用 |
- 風を利用した工作(風鈴、モビール、飛行機など)を行なうことで、風力を楽しい遊びにつなげてみましょう。
- 風を科学的に理解するために、風の起こり方や地球規模での動きを調べたり、その風を使って移動する渡り鳥のことなどにも学習を発展させることができます。
- 風力発電などを調べて自然エネルギーの学習へも発展できます。
- みんなの詩を集めて詩集を作ってみると、人によって様々な感じ方があることが理解できるでしょう。また、低学年などに読み聞かせをしてあげたりすることで、自分なりの表現方法で人に伝えるということが身につきます。
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