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活動レポート

活動レポート

川の生物観察

まきのはら水辺の楽校(静岡県)

活動日:

2022年07月10日

実施場所:

坂口谷川支流

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 防災 防災

活動のSDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:安全な水とトイレを世界中に
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

川の生物観察会を開催しました。

参加者のようす

 前日の大雨の影響により、本流は増水して生き物観察会は行えませんでしたが、隣接する支流で生き物観察会を開催しました。
 前日の大雨警報にも関わらず水位は低下して、何とか川に入れる状態となっていました。川に入ると、普段は透明度が高い河川ですが、濁りが発生して生き物の隠れ家である藻場は殆ど激流により押し流されてしまっていました。しかし、直接水流が当たらない所に、網を差し入れて魚を捕獲すると、シマドジョウ・銀フナ・タナゴ等を捕獲でしました。また、近年、めっきり個体数が激減しているドブガイ(タナゴの産卵場所)が多数確認できると共に、ヤマトシジミも多数確認できました。シジミは何度か確認していましたが、ドブガイを発見して驚いていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

 今回の活動場所は、普段は河床に水草が生茂り、護岸から川を覗くと、多くの魚たちが居ることを確認していました。しかし、今回の増水により、全ての水草が激流により押し流されたことにより、何時もの観察場所が三面護岸となっていると発見しました。増水の都度、生物の住処である藻場が押し流されてしまって、生物生息環境が激減していることを体験から学んでいました。

まきのはら水辺の楽校のみなさんこんにちは!
タナゴの産卵(さんらん)するためのドブガイが見つかりすごいですね。
自然の中のつながりは、自分たちだけでは生きられない場合がたくさんあります。「共生」と言っておたがいに助け合う関係や、「片利共生(へんりきょうせい)」と言ってかた方だけがトクをする関係など、色々あります。例えばライオンが草食動物を食べるのは、草食動物がふえすぎて草原がなくなってしまうのをふせぐためにコントロールしている。草原を食べつくして砂漠(さばく)になってしまうと草食動物も絶滅(ぜつめつ)してしまう。つまりライオンのおかげでバランスをたもって生き続けることが出来るとも言えるのですね。水の中の生き物ではどうでしょうか、ぜひ調べてみてください。
今回の増水で水草が押し流され、生息環境が大きく変化しました。この川では以前にもこういうことがあったのでしょうか。以前はどのように環境が回復していったのでしょうか。この後の環境の変化も観察すると、何か見えてくると思いますよ。
また報告してくださいね。
エコまる
まきのはら水辺の楽校のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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